2016/03/06
鮨駒
2016年3月6日(日)ますます春めいてきた今日この頃です。ダウンを着ると暑いくらい。そろそろ春物でも良いかな、と思わせるような穏やかな日和。でも、まだ油断は禁物です。4月上旬までは雪への備えは必要ですね。
さて、本日やって来たのは由利本荘市の「鮨駒」さんです。この辺りのお寿司屋さんの中では断トツで評価が高いお店です。いつか行きたいと思っていましたが、ようやくチャンスが巡ってきました。
ランチは基本的に予約制になっているようです。ちょうど我が家でお祝い事があり、ダメもとで昨日電話を入れると、幸運にも予約が取れました。今年はツイているようです。
お昼に総勢8名でお店を訪れました。駐車場は、隣のアパート前に1台、店の裏手に数台分用意されています。お店に入り名前を告げると、奥の個室に案内されました。
靴を脱いで上がると、部屋には4人掛けのテーブルが2卓並べてあります。テーブルと椅子は普通のものより低い作りで、年寄りを連れた我が家にはありがたい。

床の間にはお花とかわいらしい絵が飾られています。

その脇には古風な文机がありました。

まずは前菜が運ばれてきました。料理はちゃんと説明してもらったんですが、記憶力が弱っているのでうろ覚えです。間違っていたらごめんなさい。
左上から時計回りに、シラス丼、自家製豆腐、鶏つくね、菜の花おひたし、厚揚げ田楽、ホタルイカ酢味噌合え。
シラス丼は釜揚げシラスの下にちゃんとご飯が入っています。自家製豆腐はクリームチーズのように濃厚です。鶏つくねはつくねの概念が覆るような味わい。素材は良いものなんでしょうが、それ以上にきっちり手をかけていることが伺えます。

次に運ばれてきたのは強肴です。奥が子持ち昆布、手前はサワラの塩麹焼きです。これまた、見て、そして味わって楽しい一品です。

続いて、天ぷらの盛り合せです。手前右がふきのとう、左が海老と新玉ネギのかき揚げ、隠れていますが、奥にもう一品ありますが、何だっかな~。早々に食べてしまったので、分からなくなってしまいました。

続いて、お寿司がやって来ました。マグロ赤身、カツオ、アジ、エビ、煮アサリ、イカなど。手前真ん中はシイタケです。お寿司にでいただくのは初めてです。
お寿司はご飯少なめで、ひと口でいただけるサイズ。ネタはもちろんですが、酢飯がいつも食べているものより格段においしい。気が付けば器は空になっています。もう少しゆっくり味わえば良かったと思うものの、食べている間は夢中でした。
お寿司には味噌汁が付きます。海老の頭が入っていました。
最後はほうじ茶プリンです。抹茶プリンはよくありますが、ほうじ茶は珍しい。上に乗った小豆がアクセントになっています。
どの料理もおいしくて、楽しいひと時を過ごすことができました。追加で頼んだ飲み物もすぐに持ってきてくれるなど、サービスも行き届いています。これでこの価格ならお値打ちでしょう。ごちそうさまでした。
ただ一つ残念だったのは、ハンドルキーパーゆえ飲めなかったこと。今度は夜にゆっくりお邪魔したいものです。
鮨駒
秋田県由利本荘市桶屋町17-4
ランチコース | 2,700円 |